緊急援助隊関東ブロック合同訓練においてドローンを使用したライブ中継を行いました。
現場は11月30日、12月1日の二日間にわたり実際の自然災害に巻き込まれた車や家屋を想定して模擬的に作られておりその中を関東ブロックに所属する10都県の消防・救急・警察の部隊が活動していました。
関東地方をマグニチュード7.3の地震が襲ったという想定です。
天馬とともにドローン映像ライブ中継を担ってくれたドローン大学校のプロのパイロットの皆様
実際の災害と同様夜を徹してこれらの災害現場にあらかじめ仕込んであるダミーの人体を救出するという訓練がおこなわれました。その姿を地上と空の2つの視点から天馬の映像圧縮伝送システムで災害対策本部に伝送しました。
また、その様子は横浜みなとみらいにあるランドマークタワーにてパブリックビューイングされました。
神明台処分地で各県の緊急援助隊を組織する消防隊、救急隊、警察、警察犬、ヘリコプターが終結。ドローン中継部隊はメインのMatrisはじめあと5台のPhantom4を準備しました。
橋梁が崩壊し高速道路から車が落ちてきて人が中にいるという想定の場面です。
指揮隊が現状把握し、作戦をたてます。
全容が見えない場面でドローンからの空撮を行い、ディレイの少ないライブ中継を行います。様子は災害対策本部にて視聴され、実際の災害の時にも活用されます。
ライブ中継本部で2台のドローンの安全運航管理をこなっているところです。
ライブ中継は同時に8台のカメラからの映像伝送と8チャンネルでの視聴をおこないました。(画像は4チャンネルの時のものです)